仮管理人N田です。

 仕事帰りに覗いてきました。随分と日が暮れるのが早いため極力急いで向かい、17:42到着。まずKK姉妹の家に寄ります。まだ作業できる明るさが残っており、28年度タイムカプセルの様子を見に行くことにしました。夏の終わりに少し階段を整備して以来放置していましたので、恐らく草むらになっている筈。センターで鎌を借りようと思ったのですが・・・あれ?玄関閉まっていますねぇ。ホールも閑散としています。祭りの練習でしょうか。窓越しに調理員のN野さんが見えたので、裏から調理室を覗きました。

「こんばんはN野さん。子供らは?」
「皆居ますよ~。」
「誰も居ないし、玄関、鍵が閉まってたよ?」
「あ~、言うこと聞かないから寮母さんが閉めたんじゃないですかねぇ。」
「あれっ、S野さん居るんや、諒解~。倉庫の鎌借りますね。」
「はいはいどうぞ^^。」

 言うこと聞かないから閉めた、だって。
 恐らく「もうすぐ夕食の支度だから外に出掛けないで!」って指示でしょうねぇ。そんなん聞かんわな。施錠するのもアリかも(w。

高市名言集に挙げたネタのひとつ。僕も良く知っているOBのものです。
「高市の生活ってめっちゃ楽しいけんな、飯の時間忘れて何回も寮母に怒られたわ。」
 5・6年生を過ごしたM君が、中学生になって高市時代を振り返った際の言葉です。

 いや~M君、良いですね。高市の好環境を率直に表したひと言だと思います。

 3本あった筈の鎌、壊れたのが1本しかありません。本来の格納場所ではない表の倉庫も探しましたが、ここにも無し。玄関の方へ回るとS野さんが居ました。

「鎌、壊れたのしか無いんやけど、他のやつ知りません?」
「えっ、裏に無いですか?」

 表の倉庫を探してくれましたが、見付かりませんでした。まぁ、子供らが何処かに持って行ってそのままなんでしょう。高市川に何か基地みたいなものを作っていましたので、その「建築現場」かもね。

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 そんなことしている間に随分暗くなってしまいました。TCへ上がるのはまた次の機会にしようと思いましたが、KK姉妹が「暗くても行くんだ」と言います。まぁとりあえず様子見ってことで、ランタン持って行きました。

 周辺は、どなたかが駆り払ってくれています。草は多いものの、藪にはなっていませんでした。TC周辺は開けたままで、イヌタデの花畑になっていました。

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ランタンの灯りでは様子が伝えられませんが。

 タデの花畑なんて初めて見ました。例えるなら・・・草原の緑を、濃いピンクのビーズ細工で埋め尽くしたような感じです。道を埋め尽くすので刈らない訳にはいきませんけど、意外なほどきれいでした。
 碑の文字が剥げましたね。塗り直しときます。

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 KK姉妹が「ブランコに行こう」と言うので付き合いました。高市のブランコは校庭ではなく、センターから300m程下手の市営住宅の敷地にあります。ここまで来ると、地元K珠ちゃんの家は目の前。暫く会ってなかったので、ちょっと寄ってみました。

勝手口から「こんばんは~」
プカリン:「あらっ、あらららら~N田さんが来たわ。」
「用は無いです。でも来ました(w。」
「ああ、用は無いのね(笑)。」

奥からK珠が顔を出します。
「琴聴いて行くか~?」

 そうそう、中学生になってK珠は「和奏部」に所属し、各地で和琴を演奏しているとのことでした。タイミングが合わなくてなかなか聴く機会が無かったのですが、今から演奏してくれるとのこと。お邪魔します。

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いや~素晴らしいな。

 厚みのある音で、ちょっとゾクゾクしましたわ。琴の譜、僕は初めて見る、漢数字の表みたいでした。こんなん読めるのか、凄いな。K珠ちゃんは広田地区の文化祭「福祉フェスタ」でも出演予定みたいです。皆様お楽しみに!

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 さて帰りましょうか。
 再びセンターを覗くと、男の子たちが物干しを鉄棒代わりにしています。しかも4人も! まぁ、これ毎年必ずやりますけどね。紐がちぎれたら怪我するからマジで止めて欲しいんですが、まぁ小学生男子はこんなモンです。かつて、うちの子もぶら下がってました(^^;。

「見てください、もうほんと何回言っても言うこと聞かん!」とS野さん。
「や・め・ろ! それ面白いけどな、ぶら下がれるように出来ていないんだよ。あと、キミらが怪我したら周囲の大人が困るんだよ。」

 意外と素直に降りる男子たち。たまには僕みたいな職員以外の大人が声を掛けるのも良いかも知れませんね。

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 随分と肌寒くなり、宙には冬の星座が覗き始めました。留学生活もあと半分、きっと物凄く早く感じるでしょう。しっかり楽しんで欲しいですね。